森友学園問題をわかりやすく解説！発端は何だったのか

森友学園問題がどんどん泥沼化していきそうですが、
いろいろありすぎてきたと思うので、
そもそもどんな問題だったのか、
わかりやすく解説していきたいと思います。
発端は何だったんでしょうか。

安倍首相

1 森友学園問題の概要をわかりやすく
2 森友学園問題①：国有地を安く売った問題
3 森友学園問題②：小学校建設の補助金詐欺の問題
4 森友学園問題③：森友学園の教育方針ヤバい問題
5 森友学園問題の発端は何だったのか
6 筆者の所見

森友学園問題の概要をわかりやすく

森友学園問題はいろんな問題が
積み重なっていきましたが、
最初の大きな問題は、下の3つでした。

森友学園問題①：国有地を安く売った問題

森友学園問題②：小学校建設の補助金詐欺の問題

森友学園問題③：森友学園の教育方針ヤバい問題

今回はこの3つに絞って、森友学園問題について
わかりやすく解説していきたいと思います。

その後に出た問題や最新情報は、
分量も多くなるので、別記事で語りますね。

森友学園問題①：国有地を安く売った問題

森友学園問題の一つ目は、森友学園の土地売買についてです。

森友学園は幼稚園を運営していたんですが、
小学校を作ることにしました。

小学校を作るには、土地が必要ですね。

森友学園は国から国有地を買ったのですが、

なんと、8億円も値下げしてもらったんです。

国有地は国の土地なので、私たち国民の土地です。

そんな値引きしちゃっていいの？

というのが、疑問ですよね。

森友学園の説明では、
その土地は元々10億円以上の値段でしたが、
地下にゴミが大量に埋まっているため、
その処理が必要でした。

そのゴミ処理を森友学園がやるため、
ゴミ処理費用を値引きしろというのです。

最終的には、土地の値段は、
1億3400万円になりました。

周辺の土地に比べて、1/10の値段です。

まぁゴミがあったならしょうがないな、
と思いましたか？

森友学園の理事長の籠池氏の説明では、

「深さ3ｍ以下のところに、2万ｔのゴミが埋まっている」

ということでした。

しかし！

その後の調査で、ゴミはなく、
ゴミを処理した記録もなかったのです。

土地を売った財務局も、
ゴミが埋まってることや
ゴミ処理費用が8億もかかることを
確認していませんでした。

つまり、森友学園の言うことを確認もせず、
国は安く土地を売ってしまったんです。

そんなことあり得ますかね？

ということで、世間は、
裏で政治家から働きかけがあったのではないか
と疑っているのです。

そして、疑われているのが、
安倍首相なのです。

安倍首相の妻が森友学園の幼稚園の
教育方針に感銘を受けてた、とか、

森友学園で講演してる、とか、

森友学園が「安倍晋三小学校を作る」と言って、
献金を集めていた、とか、

森友学園の籠池氏が安倍首相から
夫人を通して100万円寄付されたと発言してる、とか
（安倍首相は否定している）

安倍首相と森友学園の仲の良さを
伺わせる話がたくさんでてきました。

ここから、安倍首相が森友学園に
安く土地を売れと口利きしたのではないか、
と疑われているんですね。

もちろん、安倍首相は否定しています。

政治家の誰かが関わってかは置いておくとしても、
国の土地が根拠もない安い値段で森友学園に売られた
というのが森友学園問題の一つ目です。

森友学園問題②：小学校建設の補助金詐欺の問題

森友学園問題の二つ目は、補助金詐欺の問題です。

小学校を作ると補助金がもらえるのですが、
その申請をするときに、
森友学園が提出した工事契約書の金額が、
偽装されていたのです。

なぜ、バレたかというと、
申請をいろんな役所に出すんですが、
それぞれで金額が違ったんです。

森友学園が大阪府私立学校審議会に
提出した契約書では、7億5600万円

森友学園が国土交通省に
提出した契約書では、23億8464万円

工事の施工業者が大阪府建築振興課に
提出した契約書では、15億5520万円

全然金額が違いますね。

多分、施工業者が出した15億円が正しいのですが、
森友学園はなぜ金額を誤魔化したんでしょうか。

それは、国土交通省に出した金額で
補助金がもらえるからだと言われています。

補助金の額は、5640万円！

この補助金目当てに、森友学園が
金額を偽って契約書を出したと言われているのが、
補助金詐欺の問題です。

金額の異なる契約書という
証拠が揃ってしまっているので、
これは完全にヤバいですね。

補助金詐欺というのが、
森友学園問題の二つ目でした。

森友学園問題③：森友学園の教育方針ヤバい問題

土地問題と補助金詐欺問題で騒がれた森友学園でしたが、
そこで注目が集まったのが、森友学園が運営する
幼稚園の教育方針でした。

その教育方針がヤバ過ぎて、問題視されて騒がれました。

森友学園の幼稚園の教育方針とは、

なんと、戦前の教育勅語を園児に暗唱させる

というものでした。

パッと聞いただけでもヤバい空気を感じますね。

ニュース等で流れた通り、
森友学園の幼稚園では、
運動会の選手宣誓で

「安倍首相、バンザイ」

とか言わせているようです。

いつの時代だよ、北朝鮮かよ、
といろいろツッコミたくなる内容ですが、
それだけインパクトがあり
世間で騒がれました。

完全に軍国主義の右翼思想で
偏った教育ですよね。

他にも、うんちを漏らしたパンツは
家にお持ち帰りなど、
衝撃なルールがありました・・・。

親はよくこんな幼稚園に
通わせてましたね・・・。

幼稚園の教育方針がヤバい、というのが、
森友学園問題で騒がれた三つ目でした。

森友学園問題の発端は何だったのか

当初から騒がれていた
森友学園問題を3つのポイントで
わかりやすく解説してみました。

では、最初からいろいろ報道されていたか
というと違って、発端は土地問題からでした。

2017年2月9日に朝日新聞が、
森友学園の土地売買について、
かなり安い金額で土地が売られた
というのを報道したのが始まりでした。

そこからいろんな問題が出てきて、
どんどん話が大きくなっていったんですね。

発端という意味だと、
朝日新聞の報道の発端になったものがあります。

それは、報道前から森友学園の件を
調査していた、豊中市議会・木村真議員です。

木村議員が、学校について、調べているうちに、
土地売買の不審な点に気づき、
情報開示の訴訟を行ったのが、
一番最初の発端だったんです。

悪いことをすると、
どこかで必ずほころびがでるもんですね。

筆者の所見

森友学園問題について、
わかりやすく解説してみました。

いろんなニュースが重なって、
こんがらがってくると思いますが、
森友学園問題で、最初に大きく
問題になっていたのは今回の3つです。

この3つの問題がどうなっていったのか、
という視点で最新情報を追っていくと
森友学園問題も少しは理解しやすいかと思います。

しかし、大幅な値引きに契約書の偽装と、
森友学園も大胆なことをしますね。
バレないと思ったんでしょうか、
それとも政治家とのやり取りがあったのか、
真相が気になるところです。