ミサイル発射や核実験をで
世界を騒がせている北朝鮮ですが、
なぜ北朝鮮は問題を起こすのか、
なぜアメリカは怒っているのかなど、
北朝鮮問題について、
わかりやすく解説していきます。
目次
北朝鮮とアメリカの歴史：北朝鮮問題の始まり
今の北朝鮮問題の前に、
北朝鮮とアメリカの過去の経緯から
わかりやすく説明していきます。
北朝鮮とアメリカは、過去に
泥沼の戦争をしています。
1950年から3年間の間、
朝鮮戦争がありました。
朝鮮での戦争と言う通り、朝鮮半島での
「北朝鮮vs韓国」の戦争です。
この戦争は、韓国にはアメリカ軍が、
北朝鮮には中国軍が見方をした、
米中の代理戦争でもありました。
朝鮮半島を舞台に、間接的に
アメリカと中国が戦争してたんですね。
お互い大国の援助があるので、
朝鮮戦争は激しいものになり、
かつ3年もの長い時間続きました。
そして、実はこの戦争、
今も終わってないんです。
3年で休戦状態に入っただけで、
それが今も続いています。
だから、今も北朝鮮と韓国の間は、
軍事境界線と呼ばれていて、
軍隊が厳重警備しています。
今の北朝鮮問題は、この朝鮮戦争の
休戦状態が背景にあります。
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北朝鮮がミサイルを打つ理由：北朝鮮問題が騒がしくなる
北朝鮮問題の背景には、
今でも続いている朝鮮戦争がありました。
それがミサイル発射や核実験に
どうつながっているか、
わかりやすく説明します。
休戦状態となっている何十年の間、
アメリカと中国は交流を続けて
関係を修復してきました。
ところが、北朝鮮は、
依然としてアメリカから嫌われています。
わかりやすく簡単にいうと、
北朝鮮は、自由の国アメリカとは
真逆の独裁国家ですからね、
まぁ簡単には仲良くはならないわけです。
そこで北朝鮮は考えました。
アメリカと同じくらいの軍事力＝核兵器を持てば、
北朝鮮もアメリカから無視されなくなるだろう、と。
北朝鮮は、アメリカとの関係の修復は諦めて、
軍事力によってアメリカを
交渉のテーブルにつかせようとしたのです。
北朝鮮問題が加熱していく瞬間です。
北朝鮮はその方針のもと、核兵器の開発と
核兵器を搭載できるミサイルの開発を始めました。
核兵器の開発も難しいんですが、
核兵器だけあったも、それを
相手の国まで飛ばず技術がないとダメですよね。
だから、北朝鮮は、核兵器とセットで
ミサイルの開発も進めていて、
実験としてミサイル発射を繰り返しているのです。
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アメリカの対応と戦争の可能性：北朝鮮問題の着地は？
北朝鮮問題について、
北朝鮮の思惑を見てきました。
逆に、アメリカはどういう対応をしてきたのか、
わかりやすく説明します。
アメリカはというと、
「戦略的忍耐」の作戦をとっていました。
わかりやすく言うと、
「無視」することにしたのです。
韓国を通しての朝鮮戦争が休戦中とは言え、
北朝鮮は、遠いアジアの小国です。
アメリカにとっては、北朝鮮問題は
直接的な脅威ではなく、
いちいち対応するほどではありませんでした。
ところが、無視している間に
北朝鮮が思いのほか、
兵器開発を進めてしまいました。
核兵器の威力は上がり、
アメリカ本土まで届くミサイルも
実験で飛ばし始めました。
核兵器をミサイルに積む小型化技術など、
ハードルはまだまだあるもの、
北朝鮮は、短期間の間に
かなり技術開発を進めてきました。
北朝鮮問題の重要性が高まっていったのです。
そして、トランプ大統領の就任によって、
北朝鮮問題は大きく動きます。
2017年3月に、アメリカの国務長官が、
「北朝鮮に対する戦略的忍耐は終わった」
と発言したのです。
わかりやすく方針転換を表明しましたね。
トランプ大統領の強気発言が話題になっていますが、
アメリカは北朝鮮に対して、
武力行使も辞さない姿勢を示すようになりました。
わかりやすく言うと、
あまり調子に乗ってると、戦争して言うこときかすぞ
と脅し出したんですね。
北朝鮮問題は、こういった緊張感のある
状態になっているのです。
だから、北朝鮮とトランプ大統領の間で、
挑発的な言葉が応酬されてるんです。
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北朝鮮問題のあれこれ
さて、北朝鮮問題をわかりやすく説明しました。
背景がよく分かったところで、
もっと詳しく知りたくなった方は、こちらをどうぞ。
北朝鮮のミサイルまとめ～2017年版～ 種類や射程範囲を比較
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筆者の所見
北朝鮮問題について、わかりやすく
まとめてみました。
朝鮮戦争からの問題が続いているので、
歴史を遡って理解することが大事です。
トランプ大統領になって、
北朝鮮問題の緊張感が高まってきました。
今後の北朝鮮問題は、
アメリカの反応も気にしながら、
確認していきたいですね。
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