カジノ法案(IR法案)で日本に
カジノができるかもしれません。
どこにできるのか気になりますよね。
カジノの候補地から、
カジノ法案のメリット・デメリットまで
わかりやすく解説してみました。
カジノ法案(IR法案)の概要
まずは、カジノ法案って、そもそも何？
というところから、わかりやすく解説していきます。
カジノ法案は、正式には、
IR（統合型リゾート）整備推進法案といいます。
これも略されて、IR推進法案、IR法案なんて言われます。
IR（統合型リゾート）も聞き慣れませんが、
いろんな施設が一体になった複合観光施設です。
カジノだけでなく、ショッピングモールやホテル、
映画館、レストランといったものから、
国際会議場・展示場まで含みます。
このIR（統合型リゾート）を推進するのが、
IR法案なんです。
なんでこれがカジノ法案って言われるかというと、
IR（統合型リゾート）の中にカジノがありますよね。
日本では今のところ、カジノは違法なんですが、
このIR法案でカジノが合法化されることから、
カジノ法案と呼ばれてるんですね。
世間の最大の関心事は、IRというより、
そのなかにあるカジノというわけです。
カジノだけやたらスポットがあたってるな、
と思うかもしれませんが、
施設全体からしたら一部のカジノが、
IR全体の8割近くも売上を上げると言われています。
そう、カジノは儲かるんです！（成功すればね）
後で、メリットにも出てきますが、
この人気のあるカジノで観光客集めよう！
っていうのが、カジノ法案の趣旨です。
そんな大きな施設作っただけで、
観光客増えるの？と思うかもしれませんが、
世界にはその成功例がたくさんあります。
有名なのは、マカオで、
GDP5兆円のうち、70％がカジノ収益だとか。
こんなに儲かるなら、とりあえず、
施設作るしかないですね、オリンピックもあるし！
という流れで、カジノ法案も盛り上がるわけです。
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カジノの候補地
観光客集めるためにカジノ、もといIRを作ろうよ、
というのがカジノ法案でしたね。
日本に住んでる私たちが気になるのは、
じゃどこにカジノができるの？
というところでしょう。
カジノ法案で、カジノ候補地になっている
場所をまとめてみました。
主な候補地は、
- 北海道
- 千葉
- 東京
- 神奈川（横浜）
- 大阪
- 宮崎
- 長崎
- 沖縄
となっています。
都心だけかと思ったら、
宮崎も候補地に入ってるんですね。
この中でも、有力だと言われているのは、
大阪
神奈川（横浜）
です。
この二つはもう少し詳しく見てみましょう。
【カジノ候補地①：大阪の夢洲（ゆめしま）】
大阪は結構カジノ誘致に積極的です。
そんな大阪が候補地としているのが、
夢洲（ゆめしま）
という場所です。
名前の通り、島ですが、
大阪湾に浮かぶ人工島です。
元々は、2008年の五輪誘致のために整備してたんですが、
失敗して、今は広大な空き地になっています。
「大阪の負の遺産」なんて言われていますが、
カジノ誘致が成功したら、ちょうどいい場所だし、
一気に大阪経済を盛り上げる場所に変わりそうです。
【カジノ候補地②：神奈川県（横浜）の山下ふ頭】
関東だと、横浜の山下ふ頭が有力です。
ふ頭なので、物流拠点なのですが、
年々取扱量が減っていて、
横浜市は観光地として再開発しようとしていました。
広さも十分あり、再開発の構想が、
IR構想と重なる部分もあり、
カジノ候補地として有力と見られています。
有力と思われるカジノ候補地を
2か所見てみました。
近くに住んでる方は、
遊びに行けそうでうれしいでしょうか。
ちなみに、カジノが完成するのは、
今のところ2025年前後といわれていて、
逆算すると、カジノ候補地が確定するのは、
2022年前後だと言われています。
まだまだ先ですね。
というのもあり、カジノ候補地レースは、
まだ序盤！どこが盛り上げてくるか
わからないので、注目していきましょう。
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カジノ法案(IR法案)のメリット
カジノ法案がカジノ作っていいよ
という内容なのはわかりましたが、
ではどんなメリットがあるんでしょうか。
カジノ法案のメリットを
わかりやすく解説していきます。
カジノ法案のメリットは、
つまりカジノ法案を作った目的でもあります。
それは、次の3つです。
①観光を盛り上げる
②地域経済を盛り上げる
③財政の改善
カジノ法案のメリット①：観光を盛り上げる
上でも少し書きましたが、
一番の目的は、カジノ、IRを作ることで、
観光客を呼び込むことです。
観光立国を掲げる日本にとって、
観光客をより呼べるものはないか、
と世界を見渡すと、日本にだけないものが、
カジノなんですね。
マカオとかシンガポールとか、
カジノで観光客を呼び込んでる
国がたくさんあるので、
日本も真似して、
カジノで観光客を呼び込もう
というのが、一つ目です。
カジノ法案のメリット②：地域経済を盛り上げる
カジノを作れば、観光客がお金を落とします。
カジノ、IRだけでなく、周辺地域も観光するので、
周辺の経済が賑わいますよね。
また、雇用という面で見ても、
大規模なIRなので、
多くの人が雇用されます。
これによっても、地域経済が活性化します。
カジノ法案のメリット③：財政の改善
カジノの影響は、地域経済レベルだけでなく、
国レベルでもすごいんです。
アメリカのシティグループの試算によると、
東京・大阪・沖縄にカジノを作った場合、
約1兆5000億円
の市場規模があるそうです。
これほど、大きな市場が生まれば、
日本の経済も活性化しますし、
財政の改善にも繋がると期待されています。
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カジノ法案(IR法案)のデメリット
カジノと聞いて皆さんのイメージはどうでしょうか。
メリットの裏には、当然デメリットもあります。
よく言われるデメリットは、この4つです。
①カジノのイメージが悪い
②ギャンブル依存症が増える
③治安が悪くなる
④マネーロンダリングに使わてしまう
パッとイメージしたものも
あると思います。
下で、カジノ法案のデメリットを
一つずつ見てみましょう。
カジノ法案のデメリット①：カジノのイメージが悪い
日本にはカジノがないので、
世間のイメージは悪いです。
なので、近所にカジノができる
といわれるとちょっとイヤだな
と思う人が多いんですね。
日本でカジノが浸透していけば変わりそうですが、
時間はかかりそうです。
カジノ法案のデメリット②：ギャンブル依存症が増える
これは結構ニュースで騒がれてますね。
カジノにハマって、
ギャンブル依存症になる人が増えるんじゃないか
と心配している人が多いです。
日本には、パチンコや競馬といった
公営のギャンブルがありますが、
ギャンブル依存症は500万人以上
いるという「疑い」があります。
ここにカジノになんて作ったら、
さらに増えるだろうというのです。
カジノ法案のデメリット③：治安が悪くなる
カジノ、ギャンブルときいて、
危ないイメージをする人も多いと思います。
実際、外国人観光客が増えると
治安の悪化が懸念されいます。
やくざとかマフィアとか、
反社会的勢力の資金源になるんじゃないか
という心配もあります。
カジノ法案のデメリット④：マネーロンダリングに使わてしまう
カジノでよく言われるのが、これです。
マネーロンダリングの懸念です。
マネーロンダリングというのは、
悪いことして得たお金をうまくやって、
問題ないお金に変えちゃうことです。
今回でいうと、一回カジノに通すと、
カジノで勝ったお金だよ、
と堂々と誤魔化せちゃうわけです。
いろいろ対策はありますが、
カジノはマネーロンダリングに
よく使われていると言われています。
こうやって、カジノのデメリットを
並べてみると、ちょっと不安になってきますよね。
ただ、対策はいくらでもできるので、
メリットとデメリット・対策を考えながら、
総合的に考えたいところです。
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筆者の所見
カジノ法案の概要、候補地、
メリット・デメリットを
わかりやすく解説してみました。
カジノで成功しているイメージだと、
マカオやシンガポールが思いつきますが、
あんな感じの施設が日本に作られるんですね。
デメリットも悩ましいですが、
新しい大型施設が作られ経済が活性化するなら、
対策をしっかりしつつ、挑戦するのもいいかなと思います。
日本は入れないか入場制限かかるとも言われてますが、
できたら一回くらいカジノ行ってみたいですね。
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