衆議院選挙の投票日が近づいてきました。
中には初めて選挙にいってみようと
いう方もいると思いますので、
初心者向けに衆議院選挙のとき、
特に比例区の投票の仕方を
わかりやすく解説してみました。
衆議院選挙のざっくり説明！比例区って？
選挙の投票の仕方の前に、
そもそも衆議院選挙ってどんな選挙なのか
復習していきましょう。
学校で習ったなーとか、
何も覚えてないやとか、
いろいろいると思うので、
衆議院選挙の基本から説明していきますね。
【衆議院選挙と参議院選挙の違い】
選挙には、衆議院選挙と参議院選挙があります。
一番の違いをパッと言うなら、
衆議院選挙は、首相、つまり
内閣総理大臣を選ぶ選挙になります。
衆議院選挙で多数をとった政党のトップが
内閣総理大臣になるからです。
この後、小選挙区と比例区の違いなども
説明していきますが、衆議院選挙では、
どの政党に政権を任せたいかという
視点で投票することが大事ですね。
【小選挙区と比例区の違い】
参議院選挙と違って、衆議院選挙には、
小選挙区と比例区（比例代表）があります。
小選挙区比例代表並立制、
なんて言ったりします。
衆議院選挙の定数は減少傾向にあるんですが、
2017年の選挙では、
小選挙区で289人、比例区で176人
の合計465人を選ぶ選挙になります。
小選挙区では、自分の選挙区から
一人の議員を選びます。
なので、投票の仕方としては、
「候補者の名前」を投票用紙に書きます。
一方で、比例区は、
全国を11ブロックに分けて、
そのブロックごとに議席を政党に割り振ります。
その割振りの割合は皆さんからの
投票が多い政党に多い議席が割り振られるんです。
なので、比例区では、政党を選びます。
投票の仕方でいえば、投票用紙には、
「政党名」を記載しましょう。
小選挙区では、自分の選挙区から一人を選び、
比例区では、指示する政党を選ぶんですね。
最初に衆議院選挙は政党を選ぶ選挙だと
書きましたが、参議院選挙と違って、
衆議院選挙に比例区があるのは、
それが理由なんですね。
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投票の仕方：衆議院選挙編
さて、衆議院選挙について、
ざっくり復習できたので、
肝心の投票の仕方をご説明しましょう。
投票の仕方①：どこで投票すればいいの？
選挙が始まると自宅に、投票所の入場券と
案内が送られてきます。
そこに投票所の場所が記載されています。
期日前投票の場所は、駅前や百貨店、
ショッピングモールにもあるので、
選挙が近くなってくると簡単に見つかると思います。
投票の仕方②：いつ投票すればいいの？
投票日についても、入場券と共に
送られてくる案内に書いてあります。
投票日当日に都合が悪かったら、
期日前投票ができるので、
その期間も合わせて確認しましょう。
投票の仕方③：投票所ではどういう流れ？
初めて人で不安なのが、投票所での
投票の仕方ですよね。
といっても、そんなに難しいことはなく、
一般的な投票所では、
受付で自宅に送られてきた入場券（整理券）を渡す
↓
投票用紙がもらえる（小選挙区と比例区の2枚）
↓
小選挙区の投票用紙には、「候補者の名前」を、
比例区の投票用紙には、「政党名」を書く
↓
投票箱へ入れる
↓
そのまま帰る
という投票の仕方になります。
受付したら、名前や政党名を書いて、
ハコにいれるだけ、簡単ですね。
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投票の際に気になるあれこれ
選挙の投票の仕方を説明しました。
とはいえ、細かいところで
気になることも多いですよね。
よくある質問や疑問にいくつか答えていきます。
●事前に送られてくる入場券（整理券）を失くしちゃった
⇒実は、入場券がなくても大丈夫なんです。
そのまま、手ぶらで投票所へ行きましょう。
詳しく知りたい方は、こちら。
投票は手ぶらでもいいらしい！選挙に行こう
●投票の時に、もう一枚用紙を渡されたんだけど・・・
⇒衆議院選挙では、同時に
「最高裁判所裁判官国民審査」も行っています。
最高裁判所の裁判官がこの人たちでいいのか、
国民が審査するんです。
裁判官の名前が書いてありますが、
辞めさせたい人がいれば『×印』を、
特にいなければ『空欄』で投票しましょう。
詳しい人かニュースにでもならない限り、
興味ある人は少ないと思うんで、
特に思い入れのない人は、
何も書かずにそのまま出しちゃいましょう。
●投票所に子供は連れて入れるの？
⇒連れて入れます。
ちょっと前の公職選挙法の改正で、
18未満の子供も投票所に連れて入れるようになりました。
子供の他にも、補助者、介護者なども、
一緒に投票所に入れますのでご安心を。
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筆者の所見
衆議院選挙の投票の仕方を説明しました。
小選挙区だけの参議院選挙と違って、
衆議院選挙は比例区もあるので、
初めての人が勝手がわかりずらいことも
あるかもしれませんね。
一回やってみれば、投票の仕方と言っても
大したことはないんですが、
初めてだといろいろ不安なものです。
難しいことはないので、
折角、投票に行こうと思ったなら、
あまり細かいことは気にせず、
投票所に行ってみましょう。
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