韓国との慰安婦問題がヒートアップしています。
なんか日本が悪そうな感じもするけど、
韓国が無理な理屈を言ってるだけと
説明してた人もいたなくらいなイメージの
人も多いんじゃないでしょうか。
諸説や異論もあるかと思いますが、
一般的な説明をわかりやすく解説してみます。
わかりやすく解説①：そもそも慰安婦問題の慰安婦とは
最初に、慰安婦問題の
慰安婦とは何か、
からわかりやすく解説します。
慰安婦とは、
「兵士相手の風俗嬢」
です。
軍の兵士の皆さんも戦場かなりの
ストレスにさらされています。
そんな兵士たちの性欲のはけ口として、
慰安婦を多くの国は
制度をつくったり黙認したりして
実質認めてきた状態でした。
なかでも、日本やドイツ、フランスは、
政府が「慰安所」を作って運営していました。
慰安所は、わかりやすく言うと
出張風俗店みたいなものですね。
ここに慰安婦の人たちが勤めていたわけです。
そんな施設を政府がつくっちゃうの？と
思うかもしれませんが、
どこからか性病をもらってきて
軍の中で蔓延したり、
街中で軍人のレイプ事件などが
発生するくらいなら、
いっそのこと、政府が管理しちゃえって発想です。
日本が戦争してる時の話なので、
中国や東南アジアなど、
当時日本が侵攻してた各地域に慰安所がつくられ、
現地人が慰安婦として働いていました。
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わかりやすく解説②：慰安婦問題の論点・ポイントは？
慰安婦が何かわかったところ、
では慰安婦問題とは何なんでしょうか。
慰安婦自体が悪いかというと
そうではありません。
女性の意思で働いている限り、
風俗店が悪くないという考え方をすれば、
出張風俗店だった慰安所も
相手が軍人なだけで何も悪くありません。
慰安婦問題のポイントは、
「強制」だったか
です。
韓国の主張は、日本の軍が
無理やり韓国の女性を連行して、
慰安婦として働かせたというものです。
確かに、女性を無理やり連れてって
風俗店で働かせたら、それは悪いですよね。
では、慰安婦問題の日本側の主張は
どうなんでしょうか。
わかりやすく言うと、昔の官房長官が
一回だけ強制的に連行してた、と
慰安婦問題を認める発言をしてしまいましたが、
その後は、ちゃんと調べたらなかった、と
慰安婦問題を明確に否定しています。
一回言っちゃったのが、さらに
慰安婦問題をややこしくしました。
後段でこのあたりのやり取りを順を追って
見ていきますが、基本的には、
慰安婦問題のポイントは、
慰安婦の存在自体ではなく、
「強制的に連行されたか」なので、
そこに注目して読んでみてください。
ちなみに、軍人相手の慰安婦ということで、
従軍慰安婦という表現も使われています。
これは昔の作家の人が、小説の中で
勝手に作った造語です。
その頃は慰安婦問題なんて騒がれてなかったんですが、
慰安婦が強制的に連行されたのを連想させる言葉なので、
このあたりから慰安婦問題の歴史が語られることも多いです。
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わかりやすく解説③：慰安婦問題を時系列でザックリ見てみる
では、慰安婦問題を
時系列にわかりやすくまとめたので、
ザックリ見てきましょう。
【1965年：日韓基本条約】
戦争に負けた日本は、1965年に
韓国と仲直りの条約を結びます。
11億ドル援助するから、
お互い過去のことは水に流しましょう
という内容です。
11億ドルは、当時の韓国の
国家予算の3倍なので、すごい大金を
もらって韓国政府も納得したはずでした。
【1982年：吉田清治のウソと朝日新聞の誤報】
日韓基本条約の時は、慰安婦問題は
あまり取り上げられず、
誰も問題認識していませんでした。
話題になった原因は、吉田清治という人が、
「おれは戦争時に韓国で、
慰安婦を無理やり拉致して連行した」
と、いきなり証言して騒ぎだしたからです。
ちなみに、これは真っ赤なウソで、
後に本人もカネのためにウソをついたと認めています。
暴露本を書いて儲けるみたいな感じで、
吉田さんはこの件を本にしたりして、
相当印税とかで稼いでてみたいです。
個人が嘘ついて騒ぐだけならどうでもないんですが、
なんと朝日新聞が事実確認もせずに、
吉田さんの証言をもとに、
慰安婦問題の記事を書いてしまったんです。
一般人一人が騒ぐのと日本の有力新聞が
記事にするのとでは、影響力が違います。
朝日新聞の記事によって、慰安婦問題は
世界で大炎上しました。
ちなみに、朝日新聞は20年後になって、
やっとこの件を訂正したばかりか、
謝罪もなかったので、さらに大炎上しています。
【1991年：元慰安婦の登場】
さらに、慰安婦問題を過熱させたのが、
元慰安婦だった
金学順（キム・ハクスン）の登場です。
これまで被害者が名乗り出ることは
なかったんですが、
韓国内の情勢の変化もあり、
慰安婦として被害にあったと
金さんの他に9人も名乗り出ました。
金さんたちは、日本政府を相手に
損害賠償を求め、裁判を起こしました。
（ちなみに、2004年に敗訴）
【1993年：河野談話】
慰安婦問題で世界的に炎上してた日本は、
ちゃんと再調査をすることにしました。
その結果を当時の河野官房長官が
発表したんですが、内容をわかりやすく言うと、
「全面的にやったわけじゃないけど、
業者が強制連行するのに、政府や軍が
加担するときもあった」
というものです。
当然、世界は、日本政府が慰安婦の
強制連行を手伝っていたと解釈し、
これまた大炎上しました。
これがいわゆる「河野談話」です。
【1995年：アジア女性基金を作って金を払う】
慰安婦問題で世界的に大炎上してた日本は、
とりあえず、
「強制連行はしてない」と宣言しました。
同時に慰安婦に賠償金を払って
慰安婦問題を解決しようとしますが、
強制連行してないと言ってる手前、
直接払うことはできません。
というわけで、アジア女性基金という民間団体を作って、
そこに寄付して、その団体から
元慰安婦に賠償金を払うことにしました。
なんと、一人200万円です！
ところが、これに納得しない韓国は、
「日本から金をもらわなかったら、
韓国政府がかわりに金をあげるよ～」
といって、慰安婦問題について、
日本の謝罪を受け入れない
作戦をとってきました。
【2011年：慰安婦像の設置】
こうして、溝が深まっていった
慰安婦問題ですが、
2011年にはあの慰安婦像が
反日団体により設置されました。
慰安婦問題の象徴としてよく出てきますが、
「慰安婦として働かされた少女」
の象です。
【2015年：慰安婦合意】
さて、こじれにこじれた
慰安婦問題でしたが、
2015年に大きな進展がありました。
「10億円はらうから、慰安婦問題の一切を水に流そう」
という合意が韓国と結ばれたんです。
これが、慰安婦合意です。
日韓合意で金を払ってたんですが、
慰安婦問題として、さらに金を払ったんですね。
とはいえ、こういう正式な形で
合意が得られたので、慰安婦問題は
終わったかに思えました。
【2016年：慰安婦像の再設置】
慰安婦合意があったので、
韓国政府は慰安婦像をすぐに撤去しました。
ところが、これに反日団体が
大バッシングしてきました。
市役所はクレームの嵐で
世論に押される形で、
結局、政府は慰安婦像の設置を許可しちゃいます。
反日団体はさらに調子にのって、
バスにまで慰安婦像を乗せちゃう始末です。
当然、日本政府としては、
慰安婦合意で最終的な解決したよね？
なんで、慰安婦像を撤去しないばかりか、
増やしてんの？って感じです。
そして、慰安婦問題は平行線となって、
今に至りわけです。
以上が慰安婦問題のざっくりした流れでした。
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筆者の所見
慰安婦問題をザックリ、
わかりやすく解説してみました。
慰安婦問題のポイントは、
慰安婦自体ではなく、
「強制連行」があったかでした。
そして、途中でいろいろあったものの、
2015年の慰安婦合意があるのに、
まだ韓国が文句を言ってきてる
状況だということがわかりました。
歴史の検証や議論すべき点は
残ってるかもしれませんが、
2015年にお金を受け取っちゃった時点で、
韓国は慰安婦問題の一旦の終結を
すべきだとは思いますが、
民衆のはけ口や政治の道具に使われてる
感もあるので、なかなか鎮静化しそうにないですね。
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