森本問題に追われている財務省に
衝撃的なニュースが降ってきました。
なんと、財務省トップの事務次官が、
女性記者にセクハラ発言をしていたそうです。
事務次官のセクハラ疑惑について、
一連の流れをまとめてみました。
財務省、事務次官のセクハラ疑惑の概要
今回の財務省の一大スキャンダルを
ぶち上げたのは、「週刊新潮」でした。
内容は、財務省の事務次官が
女性記者にセクハラ発言をしたというものです。
ただの官僚のセクハラ疑惑ではなく、
一番力を持っていると言われている財務省の中でも、
官僚の一番トップの役職の事務次官が
今回のターゲットなのでもう大事になっています。
今の財務省の事務次官は、
福田淳一
さんという58歳の方です。
福田事務次官のセクハラ発言の流れは、
こんな感じです。
福田事務次官は、大の会合好きで知られていて、
よく飲み会に行っていたそうです。
しかし、飲み会の場でのセクハラ発言が前から酷かったらしく、
同席していた民間企業の女性などに対して、福田事務次官は、
卑猥なセクハラ発言を連発していました。
福田事務次官は、財務省の事務方トップなので、
当然、注意する人なんていません。
こういった福田事務次官のセクハラ発言の実態が、
今回の週刊新潮で詳しく報じられてしまいました。
事務次官の自業自得といえば、それまでですが、
財務省の事務方トップとしては、守りが甘いような・・・。
財務省の福田事務次官のセクハラ発言の証言の一つがこちら。
福田事務次官:「彼氏はいるの?」
女性:「1年くらい付き合ってる人がいます」
福田事務次官:「どのくらいS〇Xしてるの?」
・・・
福田事務次官:「電通マンなんだ。そりゃ、遊んで捨てられるぞ」
そして、事務次官のセクハラ発言で一番話題になっているのが、
音声まで公開されてしまったこちら。
福田事務次官「胸触ってもいい?」
女性記者:「ダメですよ」
福田事務次官:「手縛っていい?」
女性記者「やめてください」
福田事務次官:「浮気しようね」
そして、真面目な話をしてても、唐突に
福田事務次官:「おっぱい触っていい?」
セクハラ発言を織り交ぜてきたそうです。
財務省の事務次官、なかなかやりますね・・・。
週刊新潮が公開した、事務次官の音声はこちら。
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セクハラ発言を福田事務次官は否定
音声まで出てしまった福田事務次官への
女性記者へのセクハラ発言追及ですが、
福田事務次官・財務省は、全面否定しています。
福田事務次官が、
「女性記者との間でこのようなやりとりをしたことはない」
とセクハラ発言をきっぱり否定しています。
女性記者へのセクハラ発言の明確な証拠として
出されてしまった音声についても、
「時には女性が接待しているお店に行き、
お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」
とかなりアクロバティックな言い訳をしてるのです。
事務次官、お店でもそんなことは
あまり言わないと思いますが・・・。
厳しい言い訳ですが、財務省・事務次官は
これで押し通そうとしているようです。
週刊新潮はさらに音声をまだ持っていて、
どんどん公開してくるとも言われているので、
次の音声が出てきたら、また
財務省や事務次官がどう言い逃れするのか注目ですね。
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セクハラ発言への財務省の対応が炎上
女性記者からのセクハラ発言の告発について、
福田事務次官は、全面否定していると説明しました。
財務省の対応はさらにひどく、いろんなところで炎上しています。
その財務省の対応がこちら。
炎上ポイント①:財務省が週刊新潮への提訴を準備
財務省は、「株式会社新潮社を提訴すべく、準備を進めている」
とコメントしています。
公務員の人がこういう騒ぎを起こして、訴訟で対応するぞ、
と返してきたのを見たことあるでしょうか。
国会議員とかは必死?に、抗弁・説明しますよね。
財務省の事務方トップの事務方トップも官僚のトップなので、
財務省も訴訟などちらつかせず、ちゃんと説明責任を果たすべきだ、
と批判されています。
炎上ポイント②:セクハラ被害者の女性記者に名前を名乗れ
こっちが、最悪で炎上まっしぐらでした。
週刊新潮は女性記者と名前は当然だしていなかったんですが、
財務省は、「調査への協力」の名の元、
セクハラ被害者の女性記者に名前を名乗れというのです。
財務省としては、福田事務次官の聴取だけでなく、
双方から事実を確認しないと事実解明は困難だと言っているのです。
女性記者は、名前を堂々と出して自社から告発できないから、
わざわざ匿名で週刊新潮からセクハラ告発したのに、
ここで名前をだしたらセカンドレイプだろ!
と心無い対応だと大炎上してしまいました。
一部、政府寄りのメディアは財務省に同調したみたいですが、
各方面から財務省に批判が飛び、ネットも大炎上でした。
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4/19追記:福田事務次官が辞任
女性記者へのセクハラ疑惑で騒がれている福田事務次官ですが、
麻生大臣に辞任を申し出ました。
福田事務次官は、
「週刊誌報道は事実と異なるものと考えており、裁判の中で争う」
とセクハラ疑惑は否定しています。
セクハラ自体は福田事務次官は全面否定したままですが、
政権内からの批判におされた形になったようです。
財務省は福田事務次官の辞任後も事実調査は
続けるとしているので、最後まで
誠意ある対応をしてほしいですね。
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テレビ朝日の緊急会見!社員が被害者だった
福田事務次官の辞任発表の騒ぎが冷めやらぬ中、
今度はテレビ朝日が緊急会見を開きました。
内容は、福田事務次官にセクハラを受けた女性記者が
テレビ朝日の女性社員だったというものです。
テレビ朝日は、財務省はに正式に抗議すると言っています。
テレビ朝日会見のポイント①:
なぜ、テレビ朝日は今更女性記者の存在を発表した?
テレビ朝日は、セクハラ被害を受けた女性記者について、
社内で聞き取り調査を行い、このタイミングで
セクハラ被害の事実を確認しました。
女性記者は当初は、テレビ朝日の上司に
福田事務次官からセクハラがあったことを相談したそうです。
ただ、上司は放送後の本人特定による二次被害を理由に
報道が難しいと女性記者に答えました。
女性記者はそれにもめげずに、事務次官という
重要ポストのセクハラという事実を世間に出すため、
週刊新潮に駆け込んだという流れでした。
二次被害を心配してと発表してますが、
その後、女性記者自身が週刊新潮に
セクハラ被害をタレコミしたのを考えると、
本当はどうだったでしょうかね。
テレビ朝日会見のポイント②:女性記者の名前は出した?
テレビ朝日は、女性記者からセクハラの報告があったのに、
適切な対応ができなかったことを反省しているとしています。
そして、セクハラ被害については、財務省に抗議して、
セクハラを受けた女性記者の人権は徹底的に守ると宣言しています。
なので、セクハラ被害ということもあり、
当然、女性記者の名前も出さず、被害者保護第一の方針です。
遅まきながら、事務次官のセクハラ被害者の
名乗りを上げたテレビ朝日ですが、
女性記者の保護第一だけは、死守して進めてほしいですね。
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世間の反応
財務事務次官のセクハラ疑惑、報道機関が共同調査するのが望ましいのでは。財務省側の弁護士に女性記者が名乗り出るのは難しいと思われ、このままでは泥沼です。何より自社の記者がセクハラ被害を受けた可能性があるのであれば、雇用者として調査し、事実であれば抗議すべき案件です。
— 熊谷俊人(千葉市長) (@kumagai_chiba) 2018年4月16日
【福田の人権はなしか?】福田淳一事務次官のセクハラ疑惑について、麻生太郎財務大臣「一方的では取り扱いのしようがない。こちら側も言われている人の立場も考えないと。福田の人権はなしってわけですか」
この問題は一方的に改編された音声データを公開した週刊新潮も色々と説明する必要があるな。 pic.twitter.com/zFancWMlMG— Mi2 (@YES777777777) 2018年4月17日
福田事務次官のセクハラ発言問題がドンドン曲がって行ってる。
『おっぱい触らせて』『抱き締めていい』『手縛っていい』
こんな発言を女性記者にしたのならアウトだろう。それ位は僕でも解る。
でも、キャバ嬢との会話でもアウトだろ?って言うのは解らない…
— 長谷川正 (@bossjupiter) 2018年4月17日
福田淳一財務事務次官のセクハラ問題について、官邸と財務省が女性記者らの民放各社に対して「問題にしないように」と口裏合わせした問題が判明。結局、問題になる。
第二の山口敬之だよね。男の癖に口裏合わせるって女々しい。日本会議の男らしさ、女らしさほどジェンダフリーなものは無いわ。
— 君??は??反??共??ロ??ボ??ッ??ト?? (@Hankyo_Robot) 2018年4月17日
財務省の麻生大臣の反論について、
福田事務次官の人権はもちろんわかるんですが、
それにしてもセクハラ被害者への対応としては、
財務省の対応はお役所過ぎて、
配慮がないと思わざるを得ないですよね。
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筆者の所見
財務省の福田事務次官のセクハラ発言について、
一連の経緯をまとめました。
財務省の事務方トップということで、
森友問題で騒がしい財務省から
週刊新潮も大物を狙いましたね。
音声はなかなかなセクハラ発言でしたが、
福田事務次官は、一応全面否定してるので、
今後の動きが気になるところです。
週刊新潮はさらにヤバい音声を
続けて発射するという噂ですし、
すでに炎上してる財務省が
今後どういう対応をするんでしょうかね。
さすがに、被害者の女性記者に
名前を名乗れはもうやめてほしいですが・・・。
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