安倍首相の周辺から、解散総選挙に向けた
動きがあることが伝わってきました。
今のところ可能性が高い日程はどこなのか、
解散までの流れとともにまとめました。
解散総選挙の日程は?
ニュースで伝えられている
政権幹部の話だと、
解散総選挙の日程としては、
以下が濃厚なようです。
9月28日:臨時国会で数日内に衆議院解散
10月10日:公示
10月22日:投開票
9月11日の官邸での会談では、
安倍首相は年内解散の可能性を
示しただけでしたが、
ここにきて、早期の解散に動いたようです。
なお、安倍首相は、
9月18日~22日の間、
ニューヨークを訪問予定で、
「解散については、帰国後に判断します」
と記者に述べて飛び立ちました。
解散総選挙の日程は、上記で確定ではありませんが、
専門家によるとかなり固い日程の様子です。
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解散総選挙に踏み切る理由
解散総選挙については、
いろんな憶測が飛んでいましたが、
なぜ今なんでしょうか。
理由を考えてみましょう。
【解散総選挙の理由①】支持率の回復
解散総選挙に踏み切る理由の一つ目は、
安倍内閣の支持率が回復したことです。
森本学園や加計学園問題もあり、
7月に支持率が大幅に下がりました。
最近は、北朝鮮への対応が一定の評価を得て、
9月では、41%まで回復しました。
引用:JIJI.COM
支持率が回復してきたことで、
解散総選挙に臨みやすくなったのです。
支持率急落していた理由について、
詳しく知りたい方は、こちら。
安倍内閣の支持率推移!急落してる原因と影響は?
【解散総選挙の理由②】北朝鮮の情勢
解散総選挙に踏み切る理由の二つ目は、
北朝鮮の情勢です。
北朝鮮が核実験をしたり、
ミサイル発射実験をしまくっているなか、
解散しちゃうの?という声もありますが、
むしろ今のうちにすべきという意見もあります。
確かに、北朝鮮がミサイルを発射する
可能性のある記念日なども
直近に控えていますが、
今は各国が経済制裁を始めた時期です。
北朝鮮は経済制裁を受けてこれから
どんどん厳しい状況になっていくので、
来年に解散するなら、
今のうちに解散して安定した
政権を築いておいたほうがいいという考え方です。
北朝鮮の情勢について、
詳しく知りたい方は、こちら。
北朝鮮と戦争秒読みか!2017年最新状況と可能性まとめ
【解散総選挙の理由③】他の政党の状況
解散総選挙に踏み切る理由の三つ目は、
他の政党の状況です。
民進党は、前原代表が就任して
勢いづいてくるかと思った矢先に、
山尾志桜里議員の不倫疑惑からの離党がありました。
最近勢いのある小池百合子知事の
都民ファーストも、
小池都知事の側近の若狭勝議員が
新党設立を目指して動きだしました。
山尾志桜里議員の不倫騒動について、
詳しく知りたい方は、こちら。
山尾志桜里のスキャンダル相手はどんな人?二人の経歴と不倫状況まとめ
こうした有力野党がバタバタしている状況なので、
自民党としては、解散するにはいいタイミングです。
まぁ、勝てそうだから解散しましたでは
理由にならないので、
国民向けにはぽい理由を語るでしょうが。
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2017年の解散総選挙まではどういう流れだったか
結構前から解散総選挙の日程については、
いつかと話題になっていました。
2017年の今まで、解散を考えるうえで、
どういう流れだったのか見返してみましょう。
【解散候補①】トランプ大統領の訪日
トランプ大統領の就任当初は、
日本に対して友好的ではないようでした。
とはいえ、来日してポジティブな
進展があれば、解散のチャンスにもなり得ました。
結局、なかなか来日が実現しませんでした。
【解散候補②】3月の予算成立
3月に予算が成立しましたが、
ここでも解散の噂があったそうです。
しかし、3月といえば、
安倍首相の森友学園・加計学園問題がでてきた時期です。
メディアや野党から責められ、
支持率が下がっていく中、
解散どころではなくなってしまいました。
森友学園・加計学園問題の追及が続く中、
7月には、東京都都議選が行われ、
都民ファーストの会に、自民党は大敗しました。
支持率もかなり下がっていた時期なので、
解散できる状況ではまったくありませんでした。
そうした状況のなか、
北朝鮮の核実験やミサイル発射、
民進党の山尾議員の騒ぎなどで、
安倍首相の森友学園・加計学園問題が薄まり、
支持率も回復してきました。
まさに、解散するなら、今なのでしょう。
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世間の反応
衆議院解散のようです。しっかりと受けて立ちたいと思います。森友・加計問題から逃げ回り、国会が開かれると逃げられないから解散。あからさまな疑惑隠し解散です。北朝鮮問題を抱える中、党利党略で選挙による政治空白が生じることにもなります。この選挙はこの時期の解散の適否がひとつの争点です。
— 枝野幸男 (@edanoyukio0531) 2017年9月16日
解散報道について、北朝鮮情勢が緊迫する中で、政治的空白を作るなという批判がある。確かに一理あるだろう。
しかし、国会で延々と森友学園だ加計学園だと、堂々巡りの不毛な争いをしていることの方が、よほど政治的空白になっているんじゃないか?— KAZUYA (@kazuyahkd) 2017年9月18日
解散。自民党の「大義」は「消費税を財政再建に使わない」「安全保障」「憲法改正」の3つ。野党は「モリカケ隠し」で攻めるのか?
— 反町理 (@o_sori) 2017年9月17日
田崎史郎さん「自分の都合がいいときにやるのが解散なんですよ、昔から」と言い切る(テレ朝モーニングショー)
— 冨永 格 (@tanutinn) 2017年9月17日
民進党の議員たちが、自分勝手な解散総選挙を
批判しているツイートが目立ちますね。
政治的空白だと責めていますが、
確かに、モリカケ問題で騒いでること自体が
政治を停滞させてることには納得しちゃいました。
うん、解散総選挙の日程なんて、
決めれるなら自分の都合のいいように決めますよね。
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筆者の所見
解散総選挙の日程について、
今のところ濃厚な日程をご紹介しました。
2017年の動きも見返しましたが、
確かに、自民党としては、
解散するなら今のタイミングですね。
これから、北朝鮮の情勢も
さらに緊迫していくと思うので、
今のうちに安定した地盤を築いておくのも
ありなのかもしれません。
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