連日世間を騒がせている加計学園問題ですが、パッとニュースを見ただけだと、
よくわからないって人も多いんじゃないでしょうか。
私もそうでした!ごちゃごちゃしたところはハショッて、
要点だけ、シンプルにわかりやすくまとめてみました。
加計(かけ)学園問題の概要
加計学園の獣医学部が、愛媛県今治市に開設されることになりました。
これだけ聞くとふーんと思いますよね。
でもこれ、結構衝撃的なことだったんです。
・日本での獣医学部の設立は50年ぶり
・加計学園は過去15回にもわたり政府に提案してきた
・希望者は他にもいるけど、OKなのは加計学園だけ
なるほど、かな~り高いハードルだったんですね。
文部科学省は、獣医が多いからといって、
ずっと獣医学部の新設を許可してきませんでした。
それが急に方向転換したため、
なんで許可でたんだ?というところから疑問が始まります。
何が問題なの?
政府が急に方針転換したのは、安倍首相になってからです。
というわけで、調べてみると・・・
安倍首相と加計学園の理事長の加計孝太郎がマブダチだったんです!
安倍首相は、「腹心の友」と表現しています。
これを知った民進党の国会議員は、
「何か特別に便宜を図ったんじゃないか?」
「文部省に圧力をかけたんじゃない?」
と安倍首相を疑いました。
そして、安倍首相に「ちゃんと説明しろ」と要求しているわけです。
もちろん、安倍首相は、真っ向から否定しています。
官僚が証拠をを暴露?
ここまでだと、民進党のただ勘繰りだけで、何も証拠もなかったんですが、
「週刊文春」に安倍首相が圧力をかけたと思われる文書がだされました。
文書には、内閣府が文部科学省にプレッシャーをかけている様子が書かれていました。
正式文書ではなかったんですが、
文部科学省の官僚だった前川喜平さんという人がそれを「本物」と認めたのです。
しかも、前川さんは事務次官という事務方トップという
高い役職の人だったので、なんかガチの文書っぽいぞ?となったわけです。
これが世に言う『総理の御威光』文書です。
ただ、やはり正式書類ではないため、
前川氏の自作自演ではないのか?という噂もあり、真意はわからないままです。
結局、安倍首相が悪いの?
それがわからない! から揉めてるのです。
民進党が疑い、前川氏が告発をしていますが、
証拠があるわけでもなく、安倍首相はきっぱり否定しています。
そして、手続きだけ見れば、加計学園の獣医学部開設は
法律に沿って進められていて、特に不自然なところはありません。
筆者の所見・感想
はっきりした結論は出ていませんが、決定的な証拠などがない以上、
安倍首相を問い詰めても意味はないと思います。
手続き自体が、ルールに則って進んでいるなら問題ないとするだけです。
個人的には、民進党や前川氏がただ騒いでるだけですね。
こんなことより、もっと議論することがあるでしょうに・・・