安倍首相の第三次改造内閣が発足しました。
今回の内閣は、「結果本位の”仕事人内閣”」と
安倍首相が協調していますが、どういう顔ぶれなのでしょうか。
各人の特徴と共にまとめてみました。
仕事人内閣ってどんな内閣?
安倍首相は、今回の改造内閣を
「仕事人内閣」と強調しています。
森友学園問題や加計学園問題、さらには防衛省の日報問題もあり、
今回は手堅い人選にしたようです。
安倍首相が改造内閣の特徴としたのは、
結果重視、仕事第一、実力本位でした。
女性も二人と少なく、とりあえず、安定した内閣にして、
しばらくは安全に行こうといった
安倍首相の思惑を感じますね。
専門家に間では、”安全運転内閣”とも呼ばれているようです。
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仕事人内閣のメンバー
では、安倍首相の第三次改造内閣の
面々を見ていきましょう。
【首相】安倍 晋三
【副総理・財務相】麻生 太郎
【総務相】野田 聖子
【法相】上川 陽子
【外相】河野 太郎
【文科相】林 芳正
【厚労相・働き方改革相】加藤 勝信
【農水相】斎藤 健 ★
【経産相】世耕 弘成
【国交相】石井 啓一
【環境相】中川 雅治 ★
【防衛相】小野寺 五典
【官房長官】菅 義偉
【復興相】吉野 正芳
【国家公安委員長・防災相】小此木 八郎 ★
【沖縄・北方相】江崎 鉄磨 ★
【一億総活躍相】松山 政司 ★
【経済再生相】茂木 敏充
【地方創生相】梶山 弘志 ★
【五輪相】鈴木 俊一
※★が初入閣
今回の改造内閣では6人が初入閣しました。
これは、第二次安倍首相の内閣改造では最小です。
“仕事人内閣”と強調するだけあって、
新しい人に入れ替えまくりという訳ではないようですね。
ちなみに、最高齢は麻生太郎さんで76歳だそうです。
マンガを読んだりと若いイメージのある麻生さんですが、
意外とお歳だったんですね。
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仕事人内閣への改造ポイント
安倍首相が改造内閣と強調した
今回の内閣はどこがポイントなんでしょうか。
もちろん、今まで問題が噴出していた
文科省と防衛省でしょう。
安倍首相が、会見の冒頭で陳謝したくらいなので、
もちろん誰を置くかが注目されていました。
文科相には、林氏が任命されました。
林氏は、閣僚経験が豊富で答弁力も高いそうです。
安倍首相も「文科省の人心をまとめ~」と言っている通り、
文科省内の反乱を抑えることが期待されています。
また、定評のある答弁力で、加計学園問題の追求を
うまくかわしてくれるという思惑もあるようです。
防衛相には、小野寺氏が任命されました。
小野寺氏は以前にも防衛相を任されていたので、
再登板ということになります。
安倍首相もその実績・安定性を評価しており、
すばやく防衛省内を掌握できると期待しているようです。
他でいうと、安倍首相が「アベノミクス最大の武器」
と言っているのは、働き方改革です。
それを担う厚労相には、加藤氏が任命されました。
加藤氏は、働き方改革の実行計画を取りまとめており、
臨時国会に向けて、安倍首相の期待も大きいようです。
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筆者の所見
今回の安倍首相の改造内閣は、本人も
仕事人内閣と強調する通り、
安定した実力者で固めましたね。
支持率も下がっている現状、
サプライズなどはいらないと思うので、
堅実に政策を実行していってほしいですね。
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